2023/03/26
こんにちは!
東京、東村山市で一番髪質改善に力を入れているArbre et chimie代表の竹松です(/・ω・)/
Arbre et chimieではお客様の髪質に合わせてオートクチュールでケア成分を組み込みながら髪質改善を施していきます。
- 柔らかい質感
- ハリコシのある質感
- ダメージ補修
- 弱った髪の補強
などお悩みに対してどのように髪質を変化させていくかを考えて施術をさせていただいております!
⇓⇓⇓こちらもおススメ⇓⇓⇓
本日は髪質の話ではないのですが、
お悩みの方が非常に多い『白髪』
について徹底解説していきます。
黒髪の中に突如として現れる白髪、同じ年齢でも白髪が生えている人と白髪が全く生えていない人がいるのはなぜなのか?
一体どのようなメカニズムで白髪が生えているのか?
詳細にわたり解説していきますので興味のある方はぜひ一読してみてください!
目次
白髪の原因とメカニズムについて
毛髪に色をあ立てているのはメラニン色素というものです。
メラニンを作っている細胞は、髪を生み出す毛母細胞にメラニン色素を受け渡すことで毛髪に色味を与えています。
このメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなることで、毛髪は色を失い白髪になっていくのです。
白髪にはメラノサイト(色素形成細胞)が残っているにも関わらずメラニン色素の合成を行っていないタイプ(休止型)とメラノサイトそのものが減少、あるいは欠失しているタイプ(欠失型)があります。
白髪の多くは欠失型です。
白髪の5大原因とは
メラノサイトの存在が、黒髪になるか白髪になるかのカギになることは前述したとおりです。
メラノサイトの働きが減少する主な原因は加齢ですが、そのほかにも様々な原因があるのです。
ここでその原因になる5つの原因について解説していきます!
①加齢
白髪が表れ始める年齢は概ね35歳前後と言われています。
昔から白髪は老化のサインとして知られており、白髪を見つけて自分の年齢を再確認した方も多いかと思います。
白髪は自然な老化現象ですが10代のころから白髪のある方もいれば、50代でも白髪がなくきれいな黒髪の方もいらっしゃいます。
実際のところ一体なぜ老化によってメラノサイトの働きが低下しているのかは、現在の科学技術ではわかっていないのが現状です。
②遺伝
白髪になりやすいかそうでないかは、遺伝による要因が関係すると考えられています。
中でも10代~20代から白髪が出てくる『若白髪』は特に遺伝的な要因が強いと考えられます。
③栄養不足
健康な髪を生やすには、多くの栄養素や酸素が必要なため、栄養バランスが良い食事を摂ることが重要になります。
現代人はタンパク質やミネラル、ビタミンなどが不足しがちな傾向があります。
髪の為に摂りたい要素
◎タンパク質
たんぱく質は髪の主成分であり最も重要な栄養素の1つです。
タンパク質が不足すると、髪の毛を黒くする《チロシン》というメラニン色素の原料も不足するため、白髪になりやすい傾向があります。
肉や魚、卵などの動物性タンパク質だけでなく、大豆など植物性のタンパク質も幅広くとると良いとされています。
- 肉
- 魚
- 卵
- 大豆製品
- 牛乳
- 乳製品
- 牡蠣など
◎ミネラル
ミネラルは髪に色素を送り届けるために欠かすことのできない栄養素の1つです。
黒髪になるポイントであるメラニン色素を生成するメラノサイトは、チロシナーゼという酵素を使ってチロシンを黒い色素へ変化させます。
その際に、メラノサイトの働きを活性化させるのがミネラルの役割です。亜鉛や鉄分などのミネラルは食べ物から摂るようにに心がけて、サプリメントは補助的に利用する形が良いとされています。
- 亜鉛・・・牡蠣やハマグリなどの貝類、牛肉、レバー、チーズなどに多く含まれる。
- 鉄分・・・レバー、牛肉、赤味の魚、豆類などに多く含まれる。
◎ビタミン
問日野新陳代謝を促進するビタミンB、細胞を活性化させ老化を防ぐビタミンC、血行を良くするビタミンEやビタミンAmo積極的に摂取すると良いでしょう。
- ビタミンB・・・豚肉、穀類、レバー、ニンニク、貝類、や魚卵などに多い。
- ビタミンC・・・パプリカ、ブロッコリー、キウイなど野菜や果物に多い傾向がある。
- ビタミンE・・・ナッツ類、ゴマ、魚介類などに多く含まれる。
- ビタミンA・・・レバー、卵黄、うなぎ、緑黄色野菜などに多い。
④頭皮の血行不足
頭皮の血行不足も白髪を招く大きな原因の一つです。
髪の毛一本一本とつながる毛細血管の血流が悪くなると、髪の毛を育てて、黒く色を付けるための栄養が不足していき、白髪になりやすくなることが分かっています。
シャンプーをする際の頭皮のマッサージをすることが血行不測の解消につながります。
⑤ストレス
ストレスと白髪の関係はアメリカ、ハーバード大学の研究チームが科学的に証明をしています。
ストレスを感じ、交感神経が優位になると放出される『ノルアドレナリン』という物質が、毛包にある色素幹細胞を過剰に活発化させることが原因です。
毛包内で色素幹細胞が過剰に活性化すると、黒髪のもととなるメラニン色素を生成するメラノサイトへ急速に変化していきます。そして色素幹細胞が枯渇してしまい、必要な時にメラノサイトを供給できなくなることで、髪は白くなっていきます。
白髪の予防策①体の内面
上記で説明してきたように様々な白髪の原因はありますが、偏った食生活や睡眠不足など生活習慣が大きく影響を及ぼしているところもあるので、まずはそこから見直していくとよいかと思います。
中でも注意するべきは栄養不足です。
人の体は自分絵d食べたものからできているため、きれいで艶のある黒髪をキープし白髪を予防したいのなら年齢関係なく、髪の健康に欠かせない栄養について見直すことが肝心です。
もっとも重要な栄養素『タンパク質』
髪の毛はケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されているため、髪の健康には欠かせません。
タンパク質が不足すると、髪を黒くする「チロシン」というメラニン色素の原料も不足して白髪になりやすくなります。
現代人の食生活はカロリーは十分摂取していても、糖質(炭水化物)に偏りがちでタンパク質の摂取量が不足している人が非常に多くなっています。
タンパク質は肉や魚、卵などの動物性タンパク質と大豆などの植物性タンパク質があります。
重要なのは動物性、植物性をバランス用句摂取することで、男性の場合は1日当たり60~65g、女性の場合は1日当たり50gのタンパク質を摂取することが大切です。
髪に色素を送り込むために必須な『ミネラル』
ミネラルは髪が黒くなる色素を送り届けるために必要な栄養素です。
ミネラルはメラニン色素をつくるメラノサイトの働きを活性化する役割もあり、メラノサイトはチロシナーゼという酵素を使ってチロシンを黒い色素を変化させます。
ミネラルの中でも特に重要なのが「鉄分」と「亜鉛」です。
鉄分は頭皮の健康を維持するために必要な血液を作るのに必要で、レバーや赤みの肉、カツオやマグロなど魚に含まれる「ヘム鉄」と、ひじきやほうれん草などの野菜に含まれる「非ヘム鉄」があります。
動物性のヘム鉄のほうが吸収が良いことが分かっていて、亜鉛は髪のもととなるケラチンを作るのに不可欠な栄養素になっています。
カキやハマグリなどの貝類、牛肉、レバー、チーズなどに多く含まれています。
鉄分や亜鉛などのミネラルは食事から摂取するのが理想的ではありますが、食事からの摂取が難しい場合には、サプリメントをうまく使って補うといいでしょう。
タンパク質と同時に摂取したいビタミン
頭皮の新陳代謝をよくするビタミンB群や抗酸化作用のあるビタミンCmo積極的に摂るとよいでしょう。
食事で摂取したタンパク質は体内でアミノ酸になり、髪のために再合成してケラチンになります。このケラチンの再合成に関りがあり、亜鉛の働きをサポートするのがビタミンB群やビタミンCになります。
ビタミンB群は肉類、魚介類、豆類、乳製品などに多く含まれており、タンパク質を含む食材から摂取可能です。ビタミンCは緑黄色野菜や果物に多く含まれているので、野菜とタンパク質をバランスよく摂取しましょう。
加工品の摂取のし過ぎはNG
カップ麺や冷凍食品、スナック菓子などの加工食品には、合成添加物が多く含まれています。
この添加物は、体内でミネラルやビタミンを大量に使って分解されるため、いくらミネラルやビタミンを多く摂取しても加工食品をたくさん食べていると髪に回る栄養素が少なくなるのです。
白髪予防策②頭皮の血流
健康な髪のとって最も重要なのが血液と血流です。
髪の栄養を運ぶ毛細血管の血流が悪くなると、髪の毛を育てて黒く色を付けるための栄養が不足して白髪になりやすくなることが考えられます。
髪の老化予防に欠かせない頭皮ケアの紹介をしていきます。
頭皮が動くかチェック
手のひら全体で頭を押さえてながら頭皮を前後に動かしてみてください。すると健康な頭皮はよく動きます。
1cm以上動けば問題ありません。ほとんど動かない人は頭皮が硬く、血行が悪くなっている可能性が高いといえます。
白髪予防策③正しいシャンプー&マッサージ
白髪予防としての頭皮ケアは毎日のシャンプーが重要です。
ヘアケアでいうシャンプーはシャンプー自体がどのようなものなのかも大事なのですが、白髪を招く可能性のある頭皮の血行不良を改善するためには『どのようなシャンプーを使うか』よりも『どのように洗うか』のほうが大事といえます。
ヘアケアにもつながる白髪予防の正しいシャンプーの仕方も解説していきます。
①シャンプー前にブラッシングをして、ぬるま湯で『予洗い』をする。
シャンプー前に軽くブラッシングをして、38℃のぬるま湯で髪と頭全体を1~2分ほど流す『予洗い』をしていきます。これだけでも髪の毛についた汗やほこりなどのおよそ80%を落とすことができます。
②シャンプーで『本洗い』して、しっかりすすぐ
シャンプー剤で翌泡立てて、指の腹を使って優しく『本洗い』していきます。頭全体をマッサージしながら洗うとよいでしょう。泡を使って優しく洗うのがポイントです。決してガシガシと強く洗わないでください。
すすぎも時間をかけてシャンプーが残らないように十分にすすぐことも非常に大切です。
◎シャンプー時のマッサージは頭の筋肉と頭皮を上に持ち上げるようにし、円を描くようにやっていきましょう。
まとめ
白髪予防で特に大事なことはインナーケアです。体の内側からの食事を見直し、髪にしっかり栄養が行き届くようにしていきましょう。
さらに毎日のシャンプー時には頭皮のマッサージを加えて外側からもケアを続けていくことも大切です。
加齢に関しては避けて通れませんが、日々の習慣を見直すことで黒髪をキープすることも可能になります!
髪のお悩みぜひご相談ください!